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衣通姫のご利益や特徴

 

別称

  • 玉津島明神(たまつしまみょうじん)
  • 明光浦霊(あかのうらのみたま)

神格

  • 和歌の神

ご利益

  • 和歌・技芸上達
 

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衣通姫はどんな神さま?

情熱的で自由な古代女性の姿

衣通姫は、木花咲耶姫命、光明皇后、小野小町と並び、古代における有数の美女と名高い女性の1人です。『古事記』の允恭天皇の条に登場する衣通姫は、天皇の后の忍坂大中津姫の子である軽大郎女とされています。軽大郎女は、同母兄の木梨軽太子と愛し合うようになった。当時は同母兄妹姦がタブーとされていましたが、彼女は恋の奔流を抑えることが出来ず、とうとう罪に問われて追放されてしまう。また、『日本書紀』では、皇后の妹とされていて、天皇の寵愛を受けるが姉に嫉妬されて自由に会うこともままならず、恋い慕う熱い心を和歌に詠んで伝えたとされます。こうした話にはタブーを犯してまでまでも愛を貫こうとする古代の女性の情熱的で自由な姿を見ることができます。

 

肌の色艶が衣を通して輝く美女

豊かな知性を兼ね備えた才媛とと伝わる衣通姫は、とくに和歌の才能に優れていたことから、和歌の道をめざす人の守護神として古くから崇敬されてきました。近世以降は、柿本人麿、山部赤人と並び、和歌三神の一神に数えられています。名前の「ソトオリ」は肌の色艶が着ている衣を通して光り輝くようであるという容姿の美しさを意味します。伝説に語られる衣通姫は悲恋の主人公が、数奇な運命にもてあそばれる女性としても伝えれています。

 

「年ふれども老いもせずして和歌浦に幾代に成ぬ玉つ島姫」という歌を詠んだ住吉大社の三十九代神主で歌人の津守国基は、住吉神の祭神四社のほかに衣通姫を同社の内に祀ると語ったことが伝わる。なお、衣通姫を祀ることで有名な神社に、古くから朝廷の崇敬を受けた和歌山県和歌の浦の玉津島神社があります。また奥州白河の関にあたる福島県白河市と栃木県の那須町の境にある境の明神にも祀られています。

衣通姫を祀る神社

 
玉津島神社

和歌山県和歌山市和歌浦中3-4-26

境の明神(市指定 史跡)

福島県白河市白坂明神80番地