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聖徳太子の神格やご利益

 

聖徳太子イメージ

別称

  • 厩戸豊聰耳皇子

神格

  • 職人の祖神

ご利益

  • 商売繁盛
  • 金運招福
  • 業務安全
 

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聖徳太子はどんな神さま?

仏教文化普及と造寺・造仏を奨励

聖徳太子は飛鳥時代の皇族・政治家・思想家ですが、民間信仰においては、大工をはじめ、建築関係の職人の守護神として崇敬され、職人が集まる太子講などの場において篤く祀られています。

 

聖徳太子と職人の結びつきに関しては、一見その理由がわかりにくいですが、それなりに深い縁があり、それは太子の仏教における事績と関係しています。

 

太子の事績としては、まず第一に、渡来して間もない仏教を国家仏教へと展開させて確立し、日本において最初の仏教文化を伝えたことです。自ら経典の注訳書として『三経義疏(さんぎょうぎそ)』(勝曼経・法華経・維摩経)を著作し、仏教の普及に努めたことも有名です。

 

さらに、仏教文化を推進させるなかで行っていたのが、いわるゆ造寺・造仏でした。よく知られているように、対しは日本最初の本格的な寺院である法興寺をはじめとして、四天王寺、中宮寺、橘寺、法起寺などの大寺を次々と造営しました。これは当時としては国家的な大事業であり、これが実は建築関係の職人と深く関係するところです。

 

 

聖なる木工職の守護神

当時の最先端の渡来文化である仏教は、思想、学術のみならず生産技術、工芸を含めた総合的文化でした。大寺院の建築にも渡来したばかりの先端的な技術が反映されています。

 

当時の寺院の建設において主役である木工が、その他のさまざまな関係職人の長とされました。「大工」という呼び名は、そうした建築現場の統括役、すなわち管理責任者としての立場に由来するものだと言われています。ようするに大いなる工人のまとめ役というわけですね。

 

近世の大工職人が、自分たちの仕事の系譜を、神仏のための住居を建設する聖なる職業と意識していたのは、そうしたところに源流を認めることができます。

 

聖徳太子の進めた大寺院の建設は、木工の大工をはじめ、家の建築にかかわるあらゆる職種の育成を、飛躍的に促進する役割を果たしていたのです。それが祖神と崇められるようにななった最大の理由です。

 

民間に広がった太子信仰

聖徳太子はもともと職人の祖神として信仰されていたわけではありません。太子のイメージはその死後、時代とともに神格化していき、様々な伝説が生まれました。中世以降、仏教家によって太子は日本の仏教の開祖と崇められ、太子信仰が大いに広まっていきました。神仏習合の風潮のなかで、太子を始祖とする太子流神道なども登場するほどでした。

 

そうした太子信仰が民間に広がる中、近世になり大工、屋根色、石屋、畳屋、表具師、瓦製造、桶屋、鍛冶屋などの職人が、太子講を組織し、太子を祖神として祀る習慣が生まれました。

 

日本の八百万の神は多彩であるから、一般にそれぞれの職業に応じた守護神が祀られています。もともとはそれぞれ職種ごとに守護神を祀っていましたが、それとともなってしだいに聖徳太子も祖神としてまつられるようになったと言われます。

 

同業者たちが集まり仕事の安全を願う太子講

太子講は一般的に太子の命日である2月22日に行われます。この日は講の宿主である職人長(職人組合の長)の家に集まります。床の間に太子像の掛け軸を飾り、その前にお神酒、鏡餅、鯛、野菜などを供え、神主の祝詞、お祓い、玉串を捧げた後は、全員で酒食を共にします。また、船大工など仕事始めに1年の無事を願って祭りを行う場合もあるそうです。

 

路傍でみかける石像や聖徳太子と刻んだ石塔は、太子講を開いた時に記念に建てられたものです。太子講の祭日は命日のほか、正月、5月、9月17日または10月22日があります。

聖徳太子を祀る場所

 
全国の聖徳太子碑
太子堂
 
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