神道という言葉が生まれたのは6世紀に仏教が日本にもたらされた後のことで、従来の信仰と新しい仏の道を区別するために神道と名付けられたそうです。起源は古く、その何千年も前から自然発生的に誕生していたと考えられています。とくに弥生時代は種蒔きと収穫の儀式を行うようになった頃とされています。
仏教が日本に入ってくると、古来の神々を信仰する人々はこれに強く反発し、戦が起きたそうです。その後、仏教が国から正式に認められると、飛鳥・奈良時代以降の天皇や権力者の多くが仏教を信仰しました。その影響で次第に神道は薄れていきましたが、仏教と共存しながら信仰され続けました。
19世紀後半になると、神道は国家神道として復古を遂げましたが、戦後は国家と分離されました。それでも日常の生活や地域行事には神道に由来するものが多く残り、日本人の生活に根ざしているといっていいでしょう。
弥生時代に豊作を願う祝祭などが盛んになる。
仏教伝来(538年という説も)後に「神道」という言葉が生まれる。
役小角が修験道を創始。奈良時代から平安時代に盛んになる神仏習合の基礎となる。
太安万侶が『古事記』を編纂。
舎人親王らが中心となり『日本書紀』を編纂。
本居宣長、平田篤胤らによって、神道の研究が盛んになる。
天理教が生まれる。教派神道の教団が多数生まれる。
ええじゃないかの風潮が庶民に広がり、爆発的な伊勢参拝ブームが起きる。
靖国神社創建。後に明治政府により神道が国家と結びつく「国家神道」の象徴となる。
日本が第二次世界大戦敗北。後にGHQにより神道と国家が分離。
出雲大社や伊勢神宮が同年に式年遷宮に。神社参拝ブームになる。
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