スポンサード リンク

天稚彦命(あめのわかひこのみこと)

 
『別称』
  • 天若日子命
『神格』
  • 穀物神
『ご利益』
  • 産業振興
  • 農業守護
  • 厄除け
  • 芸能上達
関連神
  • 父神:アマツクニタマ神
  • 妻神:シタテルヒメ命

 

 

スポンサード リンク

天稚彦命について

眉目秀麗の男神

アメノワカヒコ命は高天原に住むアマツクニタマ神の子で、その名前は「天上の若い男児」という意味で、美男として語られる神さまです。平安時代の『宇津保物語(うつほものがたり)』や『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』、『狭衣物語(さごろもものがたり)』などに天若御子の名で登場します。その姿は、天から降りてくる音楽の上手な美男子として、実に魅力的に描かれています。

 

彦星のモデルとなった神さま

室町時代の『御伽草子』のなかの一編である『天稚彦物語』では、長者の娘の前に「わたしは海龍王の息子である」といって現れ、お互いに惹かれ合い契を結びます。しかし、父親に1年に一度しか会うことを許されず、二人はそれぞれ「彦星」と「織姫星」となり、毎年一度、七夕の夜だけに会うようになります。

 

「古事記」の国譲り神話

アメノワカヒコ命はアマテラス大神に命じられ、二番目の使者として地上に派遣されます。神聖な「天真鹿児弓」と「天羽羽矢」を授かり、地上に降りたアメノワカヒコ命は、オオクニヌシ命のところへいきます。ところが相手のオオクニヌシ命に心酔し、使命を放棄してしまい、オオクニヌシ命の娘のシタテルヒメ命と結婚。さらには後継者となるべく野心を抱き、八年間も高天原に報告しませんでした。

 

疑いを抱いたアマテラス大神は雉の鳴女を使者として送ると、そのキジを神聖な弓矢で射殺してしまいます。矢はそのまま高天原にいるアマテラス大神とタカミムスビ神のところへ飛んでいき、殺害行為が発覚します。その矢を持ったタカミムスビ神は「本当に反逆の心があるなら、この矢が必ず災いを与えるだろう」といって地上に投げ返すと、寝ていたアメノワカヒコ命の胸を射抜き死んでしまいます。

天稚彦命を祀る神社

 
我孫子神社

滋賀県愛知郡愛荘町安孫子348

石座神社

愛知県新城市大宮字狐塚14