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倭迹迹日百襲姫命のご利益や特徴

 
『別称』
  • 夜麻登登母母曾毘売
『神格』
  • 預言する巫女
『ご利益』
  • 諸願成就
  • 厄除け
  • 家内安全
  • 延命長寿
関連神
  • 夫神:オオモノヌシ神
  • 弟神:キビツヒコ命
 

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倭迹迹日百襲姫命はどんな神さま?

箸墓伝説の主人公

第七代孝霊天皇の娘で、神話の1つの「箸墓伝説」の主人公です。

 

巫女的性格から『魏志倭人伝』の邪馬台国の女王卑弥呼がイメージされたり、葬られたと伝わる箸墓古墳が卑弥呼の墓ではないかという説もあり、神秘的で謎めいた部分を持つ女神です。

 

『日本書紀』の崇神天皇の条には、ヤマトトトヒモモソヒメ命はオオモノヌシ神の妻になったが、夫は夜に通ってきて、その顔を見ることができませんでした。それに不満が募り、ある夜、ぜひ顔がみたいと強引にせまりました。するとオオモノヌシ神は「朝になったら櫛箱に入っているが、姿を見ても決して驚くなよ」と告げます。

 

翌朝、櫛箱を開けてみると、中には小さな蛇がおり、驚いたヤマトトトヒモモソヒメ命は思わず悲鳴をあげると、蛇はたちまち若者の姿になり、恥をかかされたとことを怒り、空へ飛んで三輪山に帰ってしまったそうです。それを激しく後悔したヤマトトトヒモモソヒメ命は、端で陰部を突き死んでしまいました。

 

後に、ヤマトトトヒモモソヒメ命が葬られた墓は昼は人間が作り、夜は神々が作ったとされ、当時の人々は箸墓とよんだそうです。現在、その墓と伝わるのが奈良県桜井市の三輪山山麓西側にある箸墓古墳とされます。

 

神懸りして信託する巫女

ヤマトトトヒモモソヒメ命の預言者的巫女としての性格も『日本書紀』崇神天皇の条にに記されています。

 

崇神天皇の時代に全国に疫病が流行り、田畑は荒れ、多くの民が飢えに苦しみました。そこで天皇が、災の原因を知ろうと占いをすると、一柱の神がヤマトトトヒモモソヒメ命に神懸りして「自分を大切に祀れば国の自然に平穏になるだろう」と告げました。

 

天皇がその名を問うと「大和の国の主でオオモノヌシ神である」と答えました。神託に従い天皇は、大三輪の祖である「大田田根子」を祭主に命じて、オオモノヌシ神を手厚く祀りました。するとたちまち国の災いは静まったとされます。

 

日本書紀には「崇神天皇の叔母のヤマトトトヒモモソヒメ命は聡明で、よく物事を予知された」とあります。その例としてタケハニヤスヒコ命(孝元天皇の皇子)が謀叛を計画した時、神の化身である少女の歌に不吉な前兆を感じ取り、いち早く天皇に告げたことで反乱を防いだと伝えられています。

 

太陽神祭祀の祭司を務める

オオモノヌシ神を祀る三輪山は、大和朝廷に非常に重要視された祭場で、伊勢にアマテラス大神が祀られる前は、三輪山で朝廷の太陽神祭祀が行われていました。そして崇神天皇の命でその祭司を努めたのがヤマトトトヒモモソヒメ命だったそうです。

倭迹迹日百襲姫命を祀る神社

 
田村神社

香川県高松市一宮町286

吉備津神社

岡山県岡山市北区吉備津931

水主神社

香川県東かがわ市水主1418-1

岡山神社

岡山県岡山市北区石関町2-33