名称 |
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火雷大神(ほのいかづちのおおかみ) |
別称 |
火雷神(ほのいかづちのかみ) |
雷神 | 水の神 | 雨乞いの神 |
稲作の神 |
落雷除け | 火防 | 雨乞い |
農業守護 |
母神 | イザナミ命 |
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ホノイカヅチ神は文字通り「雷神」です。
雷の恐怖は、落雷によって毎年犠牲者がでていることで理解できます。科学的に理解されていない古代の人々にとっては、現代の私達以上にはるかに恐れられていたでしょう。
また雷は大量の雨を降らせて地上を潤し、農作物を育む恩恵を持ち合わせます。ホノイカヅチ神はこういった脅威と恩恵を併せ持つ性格の神とされます。
農耕が発達すると、雷は驚異と同時に水不足の時期に雨をもたらすありがたい神の恩恵と感じられるようになりました。人々は単にその猛威を避けるという願いだけでなく、作物の成育を助ける神として「神が鳴る」エネルギーを崇め祀るようになったそうです。
民間信仰の雷神は鳴神(なるかみ)雷電(らいでん)様とも呼ばれ、特に落雷が多発する地域でよく祀られているそうです。落雷から身を守ってくれる神であると同時に、稲作の守護神として信仰されています。
出典:黄泉津大神「Art Mochida Daisuke」
『古事記』によると、黄泉の国(死者の国)の女王となったイザナミ神の身体から生じた神々です。イザナミ神の変わり果てた姿に恐れ逃げ出したイザナギ神を追跡するために、黄泉の国の軍勢を従えて追跡したとされます。
これらの神々は雷の強烈な威力、落雷が起こす火、天地をにわかに暗く(黒く)する力、落雷が物を裂く威力、地上に若々しい活力をもたらす力、落雷が土中に帰る姿、雷鳴(神鳴り)をとどろかす力、雲間に潜伏して雷光を走らせる力など、雷の起こす様々な現象から連想されています。
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