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秋葉さま・愛宕さま

 

迦具土神(カグツチノカミ)

別称
  • 迦遇槌命(カグツチノミコト)
  • 火之迦倶槌神(ヒノカグツチノカミ)
  • 火産霊神(ホムスビノカミ)
  • 火牟須比命(ホムスビノミコト)
神格
  • 火の神
  • 鍛冶の神
  • 防火の神
ご利益
  • 鎮火
  • 火難除け
  • 郷土守護など
関連神
 

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秋葉さま・愛宕さまについて

衝撃的な誕生劇

カグツチ神は母神であるイザナミ神が最後に生んだ御子です。火の神であるカグツチ神を生んだときにイザナギ神は陰部を火傷し、それが致命傷となり死んでしまいます。すると妻の死を悲しんだイザナギ神は激怒し、持っていた剣でカグツチ神を殺してしまいます。そのとき切られたカグツチ神の血や体から様々な神が生まれました。

脅威と恩恵を合わせ持つ強い個性

人類が最初に火を意識したのは、火山や落雷による山火事などの自然エネルギーでした。やがて火をコントロールするようになると、火は文化的な生活をもたらす便利なエネルギーとなります。しかし、どんなに便利なエネルギーになっても、火は本来の脅威のエネルギーという側面を失うことはありません。火は人間にとって脅威と恩恵の2つの二面性があるからです。

 

民間信仰で家の台所に祀られている竈の神や荒神と呼ばれる火の神がいます。これらの神はふだん人間の生活を守り、富を与えてくれると言われます。しかし、その神を穢すようなことをして怒らせると荒れ狂い、すべてを焼きつくし家や財産、時には命まで奪われてしまいます。

 

このような脅威と恩恵の二面性は、自然神の基本的な性格です。しかし、人間の生活に非常に密着した「火」の神さまだからこそ、古くから大事に祀られてきたのでしょう。

防火の守護神として活躍

愛宕神社や秋葉神社に祀られるカグツチ神は防火の神として有名です。愛宕神社のある京都の愛宕山は、大天狗の太郎坊が君臨したと言われる全国の天狗の本拠地とされます。中世には修験道場の霊山として栄え、ここで修行した山伏たちが諸国を巡って愛宕信仰を広めたそうです。

 

一方の秋葉神社は総本社は静岡県の秋葉山本宮秋葉神社です。秋葉神は山岳信仰からはじまり、神仏習合を経て秋葉山大権現として信仰されるようになりました。

 

秋葉さまの神徳は一に剣難、二に火難、三に水難といわれ、中世以来武士の崇敬を集めました。その後は火難除けの信仰が深まり、火事が多かった江戸時代には火難除けの秋葉信仰は大いに広まったそうです。現在、電気街で有名な秋葉原の名前も、当時の信仰の名残を伝えるものとされます。

祀られている有名な神社

 
秋葉山本宮秋葉神社

静岡県浜松市天竜区春野町領家841

愛宕神社

京都府京都市右京区嵯峨愛宕町1

伊豆山神

静岡県熱海市伊豆山708-1

 

全国の秋葉神社、愛宕神社、陶器神社、火産霊神社など